「子どもの乗せ降ろしがラク」「狭い駐車場でもドアを全開にできる」そんな理由から、スライドドアは今やファミリーカーの必須装備になりました。 一方で街中を見渡すと、アルファード・ノア・ヴォクシー・セレナ・ステップワゴン…と、国産ミニバンがずらっと並んでいるのも事実です。
それなら、発想を変えて「スライドドア付きの輸入車」を選んでみるのはいかがでしょうか。 実用性はしっかり押さえつつ、人とは被りにくいデザインとブランドイメージを両立できる、ちょっとマニアックでオシャレな世界が広がっています。
いま新車で買える“王道”スライドドア輸入車
まずは、日本の正規ディーラーで新車購入しやすいモデルから紹介します。
メルセデス・ベンツ Vクラス
「どうせ人と違うクルマを選ぶなら、ラグジュアリー路線で」と考える方には、メルセデス・ベンツ Vクラスが有力候補になります。 両側電動スライドドアを備えたフルサイズミニバンで、上質なインテリアと充実した安全・快適装備が特徴です。
ボディサイズは全長約4.9〜5.4mクラスと大柄ですが、高速道路での直進安定性や長距離の疲れにくさは、国産ミニバンとは一線を画します。 VIP送迎や法人需要も多いモデルなので、「家族用だけど、仕事にも使える一台」としての訴求もしやすいポイントです。
純正でキャンピングカー仕様のマルコポーロホライズンや、マイバッハ仕様のカスタムも人気です。在庫情報はこちらからアクセス下さい!
ルノー カングー
フランス発の定番スライドドア輸入車といえば、やはりルノー カングーです。 商用バン由来のスクエアなボディと、広大な荷室・天地方向のゆとりが魅力で、アウトドア派や子育て世代から根強い支持を集めています。大きな絵を入れるためと、カングーを選ばれている画商のお客様もいらっしゃいました。
輸入車では昔から一定の知名度と人気がありカスタムパーツも豊富ですし、現行型は内外装の質感、安全装備が大幅に向上し、「国産ミニバンからの乗り換え」でも違和感なく使える仕上がりになっています。
シトロエン ベルランゴ
“おしゃれ箱バン”としてここ数年で一気に人気が高まったのがシトロエン ベルランゴです。 両側スライドドアに加え、独特の丸みを帯びたデザインや、遊び心のあるインテリアが大きな特徴です。
標準ボディの5人乗りに加え、3列シートのロングボディも設定されており、いずれも両側スライドドアを標準装備しています。 2025年にはマイナーチェンジが実施され、内外装のアップデートと安全装備の強化が行われているため、「長く乗る前提」の一台としても選びやすくなっています。
プジョー リフター
ベルランゴと兄弟関係にあるのがプジョー リフターです。 基本パッケージは共通ながら、フロントマスクや内装デザインはプジョーブランドらしくキリッとスポーティな印象に仕上げられています。
こちらも両側スライドドアを備え、アウトドア用途や多人数乗車に対応しやすいパッケージが魅力です。 「カングー系は人気すぎて被りそう」と感じるユーザーには、あえてリフターを選ぶことで一歩踏み込んだ個性を演出できます。
フィアット ドブロ
ドブロは、カングーに近い“商用バン上がり”のイタリアンMPVです。 最新型はプジョー リフターやシトロエン ベルランゴと兄弟関係にあり、ベースを共有しながらフィアットらしいシンプルな内外装に仕立てられています。
両側スライドドアを備えつつ、価格帯は比較的抑えめで、輸入車としてはコストパフォーマンスが高い点もポイントです。 「イタリア車の雰囲気が好きだけど、実用性も譲れない」というユーザーに刺さる一台といえるでしょう。
カングー・リフター・ベルランゴは当T.U.Cグループの川崎店で取り扱っておりますので、是非在庫情報をチェックしてみてください!
中古で狙いたい(というよりほぼ中古でしか選べない)スライドドア輸入車
廃版や正規輸入が無いため新車の選択肢はありませんが、味のあるスライドドア輸入車がまだまだいくつも見つかります。
フォルクスワーゲン シャラン
シャランは、3列シート+両側電動スライドドアを備えた、フォルクスワーゲンの王道ミニバンです。 国産Lクラスミニバンに近いサイズ感と、VWらしいしっかりした走りが魅力で、「家族思いの走れる輸入ミニバン」という立ち位置でした。
日本での新車販売は終了しているものの、中古車市場ではいまだに根強い人気があります。 実用性と車格を両立したモデルです。
アメリカンミニバン
クライスラーグランドボイジャー、ダッジキャラバン、米国トヨタのシエナ、米国日産のクエストなどアメリカンミニバンにもスライドドア付きモデルが存在しています。 車体は大柄ですが、ゆったりしたシートと余裕のあるパワートレインで、「国産ミニバンとは別物の世界観」を楽しめるのが魅力です。
正規ディーラーで新車の入手は難しく、中古・並行輸入中心となりますが、「趣味性の高いファミリーカー」として検討するユーザーも一定数います。
通が選ぶ“商用バン上がり”スライドドア輸入車
ここからは、本当に本当に「みんなと同じは嫌!」というマニアック志向の方向けゾーンです。
フォルクスワーゲン キャディ
フォルクスワーゲン キャディは、欧州では商用バンとして長い歴史を持つモデルで、乗用仕様の「キャディ ライフ」やロングボディの「キャディ マキシ ライフ」などが展開されています。 日本には正規輸入されていませんが、並行輸入で少数が上陸しており、左右スライドドアを備えたユーティリティワゴンとして密かな人気を集めています。
カングーやベルランゴに比べて街中で見かける機会は非常に少なく、「知っている人だけが知っているスライドドア輸入車」といった雰囲気が魅力です。 ゴルフ譲りのしっかりした走りと実用性の高さを両立しているため、「仕事も遊びも一台でこなしたい」ユーザーにぴったりの選択肢です。
メルセデス・ベンツ シタン/EQT
メルセデス・ベンツ シタンは、ルノー カングーと兄弟関係にある小型ベンツバンで、欧州では商用・乗用の両方で展開されています。 乗用ツアラーモデルで電動版のEQTも両側スライドドアが採用されており、「メルセデスのエンブレムを付けたカングー系スライドドア車」という非常にユニークな立ち位置です。
全長約4.5mクラスの扱いやすいボディに、メルセデスらしいインテリアと安全装備を組み合わせているため、「見た目はちょっと商用バンっぽいけれど、中身はしっかりベンツ」というギャップが楽しめます。 現状、日本では並行輸入中心の取り扱いとなるため、所有しているだけでクルマ好きから一目置かれる存在になるでしょう。
メルセデス・ベンツ Vito
シタンより一回り大きなバン系として、Vito(ヴィトー)の乗用仕様や、 市場での流通は多くありませんが、スライドドアや多人数乗車といったミニバン的要素と、ドイツ車らしいしっかりした足まわりを組み合わせた“走れる多人数車”として、玄人好みのモデルです。9人乗りの設定もあります。
初代VクラスはこのVitoを上級MPVに仕上げた車両で、現代のVitoも豪華なVクラスを簡素にしたバージョンと思ってもらえればわかりやすいかと思います。日本で正規販売はされておらず非常にレアな為、中古車でのピンポイントな出物待ちが前提になりますが、「他人と被らないメルセデスのファミリーカー」を探している方には、ぜひ候補に入れてほしいジャンルです。
なぜ輸入車のスライドドアは少ないのか?
ここまで見てきたように、輸入車にもスライドドア付きモデルは存在しますが、数だけで言えば国産車ほど多くはありません。 その背景には次のような事情があります。
欧州では、ミニバンよりもワゴンやSUVの人気が高く、「背が高くてスライドドア付き」のクルマ自体の需要が日本ほど大きくない。
スライドドアは構造が複雑になり、重量増やコスト増につながるため、燃費や価格競争力の面で不利になりやすい。
日本市場での輸入ミニバンの販売台数が限られるため、専用設計のスライドドアモデルを投入しにくいという事情もある。
その結果、「スライドドア付きの輸入車」は、どうしてもニッチでマニアックなポジションになりがちですが、裏を返せば“人と被りにくい特別な1台”になりやすいとも言えます。
買取・リセールバリューの視点
買取業者の視点から見ると、スライドドア付き輸入車は台数こそ多くないものの、モデルによっては「コアなファンに支えられる安定したニッチ市場」を形成しているケースがあります。
メルセデス・ベンツ Vクラス
→ 法人・送迎需要があるため、距離が伸びていても装備やメンテ履歴次第で評価されやすいモデルです。- カングー/ベルランゴ/リフター系
→ アウトドア・キャンプ人気も相まって、中古でも一定の需要があり、状態の良い個体は価格が崩れにくい傾向があります。 VW キャディ/ベンツ シタンなど並行輸入車
→ 玉数が少ないため相場は読みにくいですが、「わかる人には刺さる」モデルなので、コンディションと仕様がハマれば思わぬ高評価につながるケースもあります。
国産ミニバンのように大量流通しているわけではないため、台数の少なさが逆に“希少価値”として働きやすいジャンルとも言えるでしょう。
スライドドア+輸入車で、自分だけの一台を
スライドドアの便利さはそのままに、人と違う一台を手に入れたいなら、今回紹介したような輸入車スライドドアモデルは非常に有力な選択肢です。 ルノー カングーやベルランゴ/リフターのような“オシャレ系”から、VW キャディやメルセデス・ベンツ シタンといった“ガチ商用バン上がり”まで、好みに応じて個性的な1台を選べます。
スライドドアがいいけど、みんなと同じは嫌──そんなワガママを叶えてくれるのが、このニッチな輸入車たちです。気になるモデルがあれば、新車・中古・並行輸入それぞれのメリット・注意点も踏まえて、ぜひ一度じっくりチェックしてみてください
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