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買取屋さんblog
2026年8月26日

クーペタイプのSUVとは?特徴・歴史から輸入車の人気モデル、なぜ高価買取が狙えるかまで徹底解説

SUVの人気が定着した現在、輸入車市場では「クーペSUV」と呼ばれるモデルが数多く登場しています。

SUVならではの高いアイポイントや存在感、4WDによる高い走行性能を持ちながら、クーペのような流麗なボディラインを組み合わせたクーペSUV。

BMW X6やメルセデス・ベンツ GLEクーペ、ポルシェ カイエン クーペなど、今では輸入車を代表する人気モデルのひとつとなっています。

通常のSUVと比べると、リアに向かってルーフが大きく傾斜しているため、ひと目でスポーティな印象を受けるのもクーペSUVの特徴です。

今回は、そもそもクーペSUVとはどのような車なのか、一般的なSUVとの違い、歴史、代表的な輸入車のラインナップ、さらに中古車市場での人気や買取価格について詳しく解説します。

クーペSUVとは?

BMW X6(二代目)フロント

クーペSUVとは、その名前の通り「SUV」と「クーペ」の特徴を組み合わせたボディタイプです。

一般的なSUVは、室内空間や荷室容量を確保するため、比較的スクエアなボディ形状を採用しています。

一方、クーペSUVではSUVらしい車高や大径タイヤ、力強いフェンダーなどを残しながら、ルーフからリアにかけて流れるようなシルエットを採用しています。

つまり、「SUVの存在感・実用性」と「クーペのスタイリッシュさ」を融合させたモデルと考えると分かりやすいでしょう。

ただし、「クーペSUV」に明確な国際的統一基準が存在するわけではありません。

メーカーによって呼び方も異なり、BMWは「SAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)」という名称を使用しています。

BMW X6は2008年に登場した初代モデルから、クーペとSUVを融合した新しいカテゴリーとして位置付けられ、BMW自身が「世界初のSAC」と説明しています。

クーペSUVの見分け方は?

「このSUVはクーペSUVなの?」

と迷った場合、最も分かりやすいポイントは、やはりボディサイドから見たときのルーフラインです。

カイエンクーペサイド写真 カイエン サイド写真

リアに向かってルーフが下がっている

通常のSUVでは、ルーフが後方まで比較的高い位置を維持しています。

一方、クーペSUVでは、Bピラー付近からリアに向かってルーフラインが徐々に下がっていきます。特に横から見ると、

フロントからルーフへ上がる

ルーフ中央付近から緩やかに下降

リアウインドウへ流れるようにつながる

というシルエットになっています。

この「流れるようなルーフライン」がクーペSUVらしさを判断する大きなポイントです。

カイエンクーペ写真 カイエン 写真

リアウインドウの傾斜も大きい

ルーフが下がるのに合わせて、リアウインドウも通常のSUVより寝かされています。

そのため、後方から見るとリアゲート周辺がスポーティに見えるのも特徴です。

ポルシェ カイエン クーペも、通常のカイエンよりリアに向かって大きく傾斜するルーフラインを採用しており、ポルシェ自身もクーペモデルの特徴として説明しています。

SUVらしい高めの車高や大径ホイールを備えている

ただ単にルーフが低いだけでは、クーペSUVとは限りません。

クーペSUVの場合、基本的にはSUVらしい高めの車高や大径ホイール、力強いフェンダーなどを備えています。

そのため、「スポーツカーのように低いのにSUVのような存在感がある」という独特のスタイルになります。

クーペSUVの歴史

現在では当たり前の存在になったクーペSUVですが、実は比較的新しいジャンルです。

クーペとSUVを融合した車そのものには、BMW X6より前にも存在します。

1990年代にはスズキ X-90やいすゞ ビークロスなど、個性的なSUVとクーペ的デザインを組み合わせたモデルが登場していました。

しかし、現在につながる「プレミアムSUVをベースにクーペスタイルを与える」というジャンルを大きく確立した存在として知られているのが、2008年に登場したBMW X6です。

BMWはX6を「Sports Activity Coupé」と位置付け、SUVの実用性や走破性と、クーペのスポーティなデザインを融合。

当時としては非常に斬新なコンセプトでした。

当初は、「SUVなのに後ろが狭い」「SUVなのに荷室を犠牲にしている」といった意見もありました。

しかし、SUVの実用性を完全に捨てるのではなく、「実用性よりもデザインや走り、所有する満足感を重視したSUV」という新しい価値観が支持され、クーペSUVというカテゴリーが成長していきます。

その後、メルセデス・ベンツ、アウディ、ポルシェなどのプレミアムブランドも相次いで参入。

現在では輸入車市場において、ひとつの確立されたカテゴリーとなっています。

なぜクーペSUVは人気なのか?

クーペSUVが人気を集める理由は、大きく分けて3つあります。

1. SUVなのにスポーティ

最大の魅力はやはりデザインです。

通常のSUVよりもルーフラインが低く、流麗なシルエットを持っているため、非常にスポーティに見えます。

一方で、スポーツカーほど車高が低くないため、乗り降りがしやすく、視界も確保しやすいというメリットがあります。

「スポーツカーは低すぎるけれど、普通のSUVでは少し物足りない」

というユーザーにとって、クーペSUVは非常に魅力的な選択肢です。

2. SUVとしての実用性も残されている

クーペSUVはクーペと名前が付いていますが、近年のクーペSUVは2ドアではありません。

多くのモデルが4ドア(リアハッチを含めると5ドア)で、後席や荷室も備えています。

もちろん通常のSUVと比べると、後席の頭上空間や荷室容量などで不利になるケースがあります。

それでも、日常生活や長距離ドライブで十分に使える実用性を確保しています。

つまり、「実用性を完全に捨てずにデザインを優先できる」

という点がクーペSUVの大きな魅力です。

3. 所有満足度が高い

クーペSUVは、通常のSUVよりもデザイン性を重視しているモデルが多く、街中でも目を引きます。

さらに、大排気量エンジンや高性能グレードを設定しているモデルも多く、

「SUVだけどスポーツカーのように走る」という楽しみ方ができます。

BMW X6 MやメルセデスAMG GLE 53/63、ポルシェ カイエン ターボ系などは、その代表例です。

輸入車のクーペSUVにはどんなモデルがある?

現在の輸入車市場には、さまざまなクーペSUVが存在します。

ここでは代表的なモデルをメーカー別に紹介します。

BMW

BMW X6(二代目)

BMWはクーペSUVを語るうえで外せないメーカーです。

代表的なモデルが、

・BMW X6・BMW X2です。

BMWではこれらをSAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)と呼んでいます。

特にX6はクーペSUVのパイオニア的存在で、現在もBMWを代表する大型クーペSUVとして販売されています。

また、先代モデルではX4も設定されており、中古車市場では現在でも人気があります。

BMW X2についても、2026年現在、日本市場でSACとしてラインナップされています。

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メルセデス・ベンツ

メルセデスベンツ GLEクーペ

メルセデス・ベンツでは、

・GLCクーペ・GLEクーペが代表的です。

GLCクーペはミドルサイズSUVのGLCをベースに、流麗なルーフラインを与えたモデル。

GLEクーペはさらに大型で、ラグジュアリーSUVとしての存在感とクーペスタイルを融合しています。

現在の日本仕様でもGLCクーペ、GLEクーペがラインナップされており、ディーゼル、ガソリン、AMGなど複数の選択肢が用意されています。

特に中古車市場では、「GLEではなくGLEクーペ」「GLCではなくGLCクーペ」

というように、あえてクーペボディを選ぶユーザーも少なくありません。

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アウディ

アウディQ5スポーツバック

アウディのSUVでは元々ハッチバック系に使われていた「スポーツバック」という名称がクーペSUVに近い役割を担っています。

代表的なのが、

・Q3 スポーツバック・Q5 スポーツバック・SQ5 スポーツバック
・Q8・SQ8・RS Q8 performanceなどです。

アウディの場合、BMWの「SAC」のようにクーペSUVという名称を前面に出すのではなく、「スポーツバック」という名称で流麗なルーフラインを持つモデルを展開しています。

現在の日本市場でもQ3 スポーツバック、Q5 スポーツバック、SQ5 スポーツバック、Q8、SQ8、RS Q8 performanceなどがラインナップされています。

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ポルシェ

ポルシェ カイエンクーペ

ポルシェのラインナップするクーペSUVが、カイエン クーペです。

通常のカイエンに対して、リアに向かって大きく傾斜するルーフラインを採用。

ポルシェらしいスポーティなデザインをより強調しています。

さらに、Sクーペ、GTSクーペ、ターボGTクーペなどハイパフォーマンスモデルに加え、カイエン E-Hybrid クーペなどの電動化モデルも設定されています。

2026年現在、ポルシェはガソリンのカイエン クーペだけでなく、カイエン クーペ エレクトリックも展開しており、クーペSUVの電動化も進んでいます。

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ランボルギーニ

ランボルギーニ ウルス

スーパーカー・メーカーとして知られるランボルギーニにもSUVがあります。

それがウルスです。

ウルスは一般的な意味での「クーペSUV」という名称ではありませんが、低く傾斜したルーフラインとスポーツカーのようなシルエットを持つ、非常にクーペSUV的なキャラクターのモデルです。

高性能SUVというカテゴリーをさらに極端な方向へ進化させた存在と言えるでしょう。

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クーペSUVは通常のSUVより中古車価格が高い?

ここは中古車を売却する際にも非常に気になるポイントです。

結論から言えば、

「同じ車種なら、クーペSUVのほうが高く評価されるケースはあります」

ただし、すべての車種・グレードでクーペSUVのほうが高くなるわけではありません。

中古車価格は、年式、走行距離、グレード、ボディカラー、内装色、オプション、事故歴、車両状態など、さまざまな要素によって決まります。

そのため、「SUVだから高い」「クーペSUVだから必ず高い」という単純な話ではありません。

しかし、同じ世代・同程度の走行距離・同程度のコンディションで比較した場合、クーペSUVは通常のSUVより新車価格が高く設定されていることも多く、さらに中古車市場でもデザイン性を重視するユーザーからの需要があります。

そのため、車種によってはクーペSUVのほうが高い買取価格につながることがあります。例えば、

BMW X6とX5
メルセデス・ベンツ GLEクーペとGLE
メルセデス・ベンツ GLCクーペとGLC
ポルシェ カイエン クーペとカイエン

などは、単純な装備差だけではなく「クーペボディそのもの」に商品性があります。

特に輸入車では、

「せっかくなら人と違うSUVに乗りたい」「SUVでもデザインを重視したい」

というユーザーが多く、クーペSUVは中古車市場でも独自の需要を持っています。

過去には2ドアのクーペSUVもありました。レンジローバーイヴォーククーペ

レンジローバーイヴォーククーペ

レンジローバーイヴォークはレンジローバーのラインナップの中でも比較的コンパクトなSUVとして人気を博すモデルですが、初代モデルには2ドアのクーペそしてコンバーチブルもラインナップされていました。

コンバーチブルはSUV且つオープンという希少性もあり、中古市場では高額で推移していますがクーペはやはり2ドアの使い勝手の悪さが影響したのか人気車種とはならず・・・

2019年のフルモデルチェンジを機にクーペ・コンバーチブルはラインナップから姿を消すこととなりました。

クーペSUVは「実用性」と「デザイン」のバランスが魅力

カイエンクーペの二列目シート

クーペSUVには、もちろんデメリットもあります。

最大のポイントは、通常のSUVと比べて後席の頭上空間や荷室の使い勝手が犠牲になりやすいことです。

例えば、同じ車種のSUVとクーペSUVを比較すると、クーペSUVではリアのルーフラインが下がることで、後席のヘッドクリアランスが小さくなる場合があります。

荷室についても、背の高い荷物を積む用途では通常のSUVのほうが有利です。

つまり、「とにかく荷物をたくさん積みたい」「後席の居住性を最優先したい」

という方には、通常のSUVのほうが適しています。

一方、「普段は街乗りが中心」「SUVの使い勝手は欲しい」「でもデザインにはこだわりたい」

という方には、クーペSUVが非常にマッチします。

中古車としてクーペSUVを選ぶメリット

中古車として購入する場合、クーペSUVならではのメリットもあります。

新車では予算的に手が届きにくかった高級クーペSUVでも、中古車になると選択肢に入ってくるケースがあります。

特にBMW X6、メルセデス・ベンツ GLEクーペ、ポルシェ カイエン クーペなどは、新車時には高額なモデルですが、中古車市場では年式や走行距離によって価格帯が大きく変わります。

また、クーペSUVは通常のSUVと比べてデザインの個性が強いため、年式が多少古くなっても「このデザインが好き」という需要が残りやすいのも特徴です。

クーペSUVは今後も増えていく?

クーペSUVの人気は一過性のブームというより、プレミアムSUV市場のひとつのカテゴリーとして定着したと考えられます。

BMW X6から始まった流れは、メルセデス・ベンツ、アウディ、ポルシェなどへ広がり、現在ではコンパクトクラスから大型SUV、さらにはハイパフォーマンスSUVまで幅広く展開されています。

さらに電動化との相性も良いカテゴリーです。

電気自動車は、エンジン車と比較してパッケージングの自由度が高く、空力性能も重要になります。

そのため、流麗なルーフラインを持つクーペSUVは、今後のEV市場でも存在感を高めていく可能性があります。実際前出のメーカーであれば2026年8月現在、ランボルギーニ以外はEV車でのクーペSUVをラインナップしています。

まとめ|クーペSUVは「SUVなのにスポーティ」が魅力

クーペSUVとは、SUVの力強さや実用性と、クーペの流麗でスポーティなデザインを融合させたモデルです。

一般的な見分け方としては、

・リアに向かってルーフラインが下がっている
・リアウインドウが大きく傾斜している
・SUVらしい車高や大径ホイールを備えている
・通常のSUVよりスポーティで流麗なシルエットを持つ

といったポイントがあります。

現代の輸入車では、BMW X2・X6、メルセデス・ベンツ GLCクーペ・GLEクーペ、アウディ Q3 スポーツバック・Q5 スポーツバック・Q8、ポルシェ カイエン クーペなど、数多くのモデルが選べるようになりました。

そして中古車市場では、クーペSUVならではのデザイン性や希少性が評価され、同じ車種の通常SUVより高い価格で取引されるケースもあります。

ただし、買取価格は年式や走行距離、グレード、ボディカラー、オプション、車両状態などによって大きく変わります。

「自分のクーペSUVはいくらくらいで売れるの?」

「通常のSUVと比べてどちらが高く売れる?」

「BMW X6やGLEクーペ、カイエン クーペの現在の買取相場を知りたい」

そんな場合は、ぜひ一度ご相談ください。

T.U.C.GROUP買取事業部では、BMW、メルセデス・ベンツ、アウディ、ポルシェなどの輸入車を数多く取り扱っております。

クーペSUVはもちろん、通常のSUVやスポーツカー、セダン、ステーションワゴンなど、輸入車の買取も大歓迎です。

大切に乗られてきた愛車だからこそ、車種の特徴や中古車市場での需要まで考慮した査定をご提案いたします。

クーペSUVの売却をご検討の際は、T.U.C.GROUP買取事業部までお気軽にお問い合わせください。

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