フランス車のカラーコードはどこにある?
自動車のボディカラーを正確に識別するための番号が「カラーコード(色番号)」です。以前ドイツ車のカラーコード、イギリス車のカラーコードの調べ方をブログにさせて頂きましたが、今回はフランス車ルノー、プジョー、シトロエンのカラーコードの調べ方を解説したいと思います。
ルノーのカラーコード位置
Bピラーのステッカーor保証書
ルノーのカラーコード記載場所は、ドアを開けたところの柱部(ピラー)、もしくは保証書があれば保証書に記載されている場合があります。少しわかりずらいのは、記載個所の一文字目を抜いた部分がカラーコードだという所です。画像で青い線で囲ってある部分がカラーコードになります。
プジョーのカラーコード位置
ピラーのステッカー
プジョーもルノー同様に、ドアを開けるとピラーにステッカが貼り付けされています。左から三文字の、画像の線で囲った部分がカラーコードになります。
シトロエンのカラーコード位置
ピラーのステッカー
プジョーやシトロエン同様に、ピラーにカラーコードが記載されたステッカーが貼り付けされています。画像の例ではやはりプジョーと同じように左の三文字がカラーコードです。
見つからないときは
ディーラーで確認
最も確実なのは正規ディーラーでの確認です。車台番号を提示して、調べてもらえるか問い合わせしてみましょう。
車体番号(VINコード)から調べる方法
輸入車は17桁の車体番号(VINコード)から車両の詳細情報を追跡できる場合があります。オンラインで調べられるケースもありますが、正確性を重視するならメーカーやディーラーに依頼するのが安心です。
正しいカラーコードを知るメリット
塗装修理の仕上がりが美しくなる
正確なコードをもとに調色すれば、自然な仕上がりが可能です。特にパールやメタリックカラーは微妙な違いが目立ちやすいため、正しい番号が必須です。
リセールバリュー(買取査定)で不利にならない
傷が元々無いに越したことはないですが、補修する場合でも跡が自然であれば、中古車査定でも大きなマイナス評価にはなりません。逆に色違いが目立つと減点対象になることもあるため、カラーコードを調べて直すという事は買取査定対策としても重要です。
まとめ
輸入車のカラーコードは、塗装修理や補修に欠かせない重要な情報です。メーカーごとに表示場所や表記方法が異なるため、まずはドア内側やトランク内などを確認しましょう。見つからない場合はディーラーや専門業者に相談するのが確実です。正しいカラーコードを把握しておくことで、美しい仕上がりと将来のリセール価値向上につながります。







