1. 15Y メルセデスベンツG350dラグジュアリーPKG 黒 右H 8万KM
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自動車のボディカラーを正確に識別するための番号が「カラーコード(色番号)」です。以前ドイツ車のカラーコードの調べ方をブログにさせて頂きましたが、今回はジャガーやランドローバー、またクラシックミニやロールスロイスなどのイギリス車のカラーコードの調べ方を解説したいと思います。
ジャガーとランドローバーは、当時それぞれフォードの傘下でしたが2002年に同じグループ内に統合され、カラーコードのステッカー位置や形式は現在ではおおむね共通されています。年代により違いがありますが、基本的にはエンジンルームのラジエーターコアサポート付近もしくはフロントドアとリアドアの中間の柱部に貼り付けされているステッカーに記載があります。
リアトランクを開け、内張の布をはがした所にプレートがあり、そちらに記載があります。
表現が難しいですが、車内の内側のドア開口部付近に車体番号などと共に記載されたステッカーが貼り付けされています。
フォルクスワーゲンやポルシェと同じように、保証書にステッカーが貼り付けされています。
エンジンルームや、ドアを開けピラー(柱)部にステッカーが貼ってあり、コードとカラー名が記載されています。コードを検索してもウェブ上で出てこないものもあるので、不安な場合はディーラーにしっかりご確認ください。
最も確実なのは正規ディーラーでの確認です。車台番号を提示して、調べてもらえるか問い合わせしてみましょう。
輸入車は17桁の車体番号(VINコード)から車両の詳細情報を追跡できる場合があります。オンラインで調べられるケースもありますが、正確性を重視するならメーカーやディーラーに依頼するのが安心です。
正確なコードをもとに調色すれば、自然な仕上がりが可能です。特にパールやメタリックカラーは微妙な違いが目立ちやすいため、正しい番号が必須です。
傷が元々無いに越したことはないですが、補修する場合でも跡が自然であれば、中古車査定でも大きなマイナス評価にはなりません。逆に色違いが目立つと減点対象になることもあるため、カラーコードを調べて直すという事は買取査定対策としても重要です。
輸入車のカラーコードは、塗装修理や補修に欠かせない重要な情報です。メーカーごとに表示場所や表記方法が異なるため、まずはドア内側やトランク内などを確認しましょう。見つからない場合はディーラーや専門業者に相談するのが確実です。正しいカラーコードを把握しておくことで、美しい仕上がりと将来のリセール価値向上につながります。