アメ車のカラーコードはどこにある?
自動車のボディカラーを正確に識別するための番号が「カラーコード(色番号)」です。以前ドイツ車、イギリス車、フランス車の調べ方をブログにさせて頂きましたが、今回はジープ、フォードやリンカーン、シボレーやキャデラック(GM系)、テスラ等のカラーコードの調べ方を解説したいと思います。
ジープのカラーコード位置
ドア後端やBピラーのステッカー

ジープ系は基本的にフロントドアの後端や、Bピラー(ドアの支柱)部にステッカーが貼ってあり、その中に記載があります。
フォード・リンカーンのカラーコード位置
ピラー部のステッカー

リンカーンはフォードグループなので、近代のこの2ブランドは同じタイプのステッカーが貼ってあります。ドアを開け、足元付近にステッカーがありますので、そちらを確認ください。
シボレー・キャデラックなどGM系のカラーコード位置
グローブボックスのステッカー

シボレー、キャデラックやGMCなど、GMグループは全てではないのですが、主にグローブボックス内にステッカーが貼ってあり、そちらに記載があります。
テスラのカラーコード位置
Bピラーのステッカー

テスラは前のドアと後ろのドアの中間の柱(Bピラー)の下部にステッカーが貼ってあり、そちらにカラーコードの記載があります。
見つからないときは
ディーラーで確認
最も確実なのは正規ディーラーでの確認です。車台番号を提示して、調べてもらえるか問い合わせしてみましょう。
車体番号(VINコード)から調べる方法
輸入車は17桁の車体番号(VINコード)から車両の詳細情報を追跡できる場合があります。オンラインで調べられるケースもありますが、正確性を重視するならメーカーやディーラーに依頼するのが安心です。
正しいカラーコードを知るメリット
塗装修理の仕上がりが美しくなる
正確なコードをもとに調色すれば、自然な仕上がりが可能です。特にパールやメタリックカラーは微妙な違いが目立ちやすいため、正しい番号が必須です。
リセールバリュー(買取査定)で不利にならない
傷が元々無いに越したことはないですが、補修する場合でも跡が自然であれば、中古車査定でも大きなマイナス評価にはなりません。逆に色違いが目立つと減点対象になることもあるため、カラーコードを調べて直すという事は買取査定対策としても重要です。
まとめ
輸入車のカラーコードは、塗装修理や補修に欠かせない重要な情報です。メーカーごとに表示場所や表記方法が異なるため、まずはドア内側やトランク内などを確認しましょう。見つからない場合はディーラーや専門業者に相談するのが確実です。正しいカラーコードを把握しておくことで、美しい仕上がりと将来のリセール価値向上につながります。
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車好きの間で飛び交う話で、聞きなれない言葉が出てくることは多々ありますね。今回は知らなければ理解不能な、マイナーチェンジ呼称について解説してみたいと思います。
モデルライフの途中で行われる仕様変更ですが、専門店スタッフとしては呼び方や記号にそのメーカーらしさが現れている気がします。
ポルシェ:世代区分の“点”表記

ポルシェでは、911シリーズに代表されるように、
社内コード(開発コード) で世代や改良型を表現します。
例として:
ポルシェではこのように「.1」「.2」という表現でマイナーチェンジ前後を区別するのが特徴です。上記エンジンの例以外にも、もちろん様々なデザイン変更やインフォテイメントシステムの刷新が行われています。
「992.1」「992.2」など、ポルシェ好きなら型式を聞いただけで年式がイメージできるほど浸透しています。
この表記は911シリーズの進化や技術的な節目を示し、お客様やマニア間でも通じる“共通言語”になっています。質実剛健なイメージのあるポルシェらしい、シンプルな表現方法ですね。
ざっくりと大きな変更点を解説させて頂きます。
991.2はカレラ等も全車ターボ化され、従来の自然吸気(NA)エンジンからライトサイジングターボエンジンへ変更された。
内外装デザインが変更され、フロントバンパー・リアライト・ウインカー等の意匠が新しくなった。
新型PCM(ポルシェ・コミュニケーション・マネージメントシステム)が導入され、Apple CarPlay対応などインフォテインメント性能が向上した。
992.1と992.2の違い
992.2ではGTSモデルが911初のハイブリッドシステムを搭載。標準モデルの変更点は少なめ。
エクステリアではリアフェンダーのエアインテークなど外観変更がなされている。
内装やインフォテインメント、走行性能など細部の進化が加わっている。
991、992どちらも技術・デザイン・エコロジー性能など、時代の要請に応じて改良・進化が加えられています。
BMW:LCI(Life Cycle Impulse)

BMWは「LCI(Life Cycle Impulse)」を使います。これはマイナーチェンジを意味する社内用語で、公式発表にも「X5 LCI」などと出てきます。Impulse=衝撃・衝動を意味する英単語です。
大抵は内外装変更や快適装備のアップデート、時にはエンジンや安全装備も改良されます。
LCI前の「前期型」、LCI後の「後期型」と区別するのも一般的です。
スバル:アプライド(Applied Model)

スバルは「アプライドA」「アプライドB」…とアルファベット順に改良世代を表現します。
たとえば、レガシィなら「アプライドA」「B」「C」と進化していき、カタログやサービスマニュアルにも記載されています。
- 言葉の意味としては、適応・適用などといった意味になります。コーションプレートに書いてあるので、是非しらべてみてください。
他メーカーなどのバリエーション
「前期型」「後期型」、「一部改良」「ビッグマイナーチェンジ」など、各メーカー改良の大きさ具合で使い分けている印象です。
業界の豆知識
マイナーチェンジは、一般的にはモデルデビューから5~8年周期のフルモデルチェンジまでに1~2度施され、競争力維持や法規対応を目的に多様な呼称・区分が活躍します。
呼び方や区分記号が分かると、オーナーやファン同士の会話も一段とマニアックになり、買取でも希少性や価値判断に活かせます。
マイナーチェンジの呼称にも、メーカーごとの個性が表れています。デザインの違いだけではなくその背景に隠れたメーカーの工夫や愛着も楽しんでみてください。
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